環境省北海道地方環境事務所と協定を締結しました

掲載日:2024.06.21

 

 

環境省北海道地方環境事務所と協定を締結しました

左から酪農学園大学 岩野学長 環境省北海道地方環境事務所 牛場所長

 

 

2024年6月19日(水)、本学研修館にて環境省北海道地方環境事務所との包括連携協定締結式を開催いたしました。

締結式では、まず、本学環境共生学類の吉中学類長からこれまでの連携協力について「本学類は、環境省北海道地方環境事務所管の国立公園やラムサール条約登録湿地等で、様々な教育・調査研究活動を実施してきたこと、学生が環境省のインターンシップに参加したこと、卒業生がアクティブレンジャーとして活躍していること」の紹介がありました。

続いて、同事務所の田村次長から今回の包括連携協定について、「今回の連携協定は、環境問題に関して、相互の人的・知的資源の交流によって緊密な協力関係を築き、両者が連携協力することで将来の環境保全の担い手を養成し持続可能な社会の実現に向けて貢献していくことを目的としています。」とのご説明をいただきました。

環境省北海道地方環境事務所と協定を締結しました
環境省北海道地方環境事務所と協定を締結しました

協定書への署名後、協定締結を記念して、両代表者のご挨拶をいただきました。

環境省北海道地方環境事務所の牛場所長は「酪農学園大学と環境省北海道地方環境事務所とは、以前からえりも地域におけるゼニガタアザラシの研究、洞爺湖におけるエゾシカの調査など自然環境分野において、協力関係を築いてきました。これにより、個体数調査方法の確立や自然環境データの共有などの成果をあげてきました。地域を熟知し、専門的な知見を有する酪農学園大学との協力体制を一層強化することで、多様化している環境問題に対して、より効果的な政策を展開できると期待しています。当事務所としては、持続可能な社会に向けて、将来環境問題の解決に取り組む人材の育成する機会とし、北海道おける環境保全施策について、専門的な知見を共有して連携協力していきたい。」と述べられました。

岩野学長は「本学の基本理念である「健土健民」「三愛主義」「循環農法図」は現在のSDGsに通じる考え方であり、その基本理念に基づく本学園の教育研究は、持続可能な社会の構築に寄与できるものであります。環境共生学類では、実習、演習を多く取り入れた実学教育によって、環境をめぐる諸問題を客観的に解析する知識や技術を修得し、解決に向けた総合的な判断力を培うことを目指した人材育成を行っており、現在の世の中に求められた人材を輩出しております。また、これまで洞爺湖をはじめ、様々なフィールドで教育研究活動を行ってきましたが、これも環境省北海道地方環境事務所様の協力があってこそだと思っております。自然環境の保全や環境教育の実施の他に温暖化対策、脱炭素社会の実現にも、大学として取り組んでいきたい。」と述べられました。

今後の連携内容
(1)教育、研究、調査活動に関すること
(2)施策の推進に関すること
(3)人材育成に関すること
(4)その他両者が必要と認めること

 

協定の有効期間
2024年6月19日~2027年6月18日(満了後は1年ごとに更新)

(環境省北海道地方環境事務所HP https://hokkaido.env.go.jp/

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