海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)9月

掲載日:2018.09.28

農食環境学群 環境共生学類4年 中籔 大和

お疲れ様です、環境共生学類4年の中籔です。

9月にはいり、ワシントン州も肌寒くなってきました。農場の作業開始時間は朝6時からなのですが、日が昇る前に起きて作業場に向かう為、毎朝寒さと戦っています。

今月は繁忙期に入ったようで忙しく、ハロウィン用のカボチャとピーマン、タマネギを中心に、一日14~17時間ほど作業をしていました。毎日仕事に追われて日本に帰りたいと思うこともありますが、ハロウィンを過ぎれば出荷量も減り、作業時間も短くなるので、忙しいのは今だけだと思いながら頑張っています。ピーマンは中身が詰まっていないので箱積みもそれほど辛くは無いのですが、カボチャとタマネギはしっかりと中身が詰まっているので、カボチャは1箱約15kg、タマネギは1袋約25kgと1つ1つが重く、その袋や箱を自分が積める限界の高さまで積んで出荷するという作業を1日していると、腰や背中を痛めてしまうので気をつけるようにしています。その他に、長時間空気の余り良くない出荷場で作業をしていると、体調を崩す労働者が続出してしまい、私も1週間ほど風邪で寝込んでしまいました。

アメリカで風邪をひくのは2回目なのですが、アメリカで風邪をひいたときの対処もうまくなってきました。アメリカでは病院で薬を処方されることは少なく、自分でスーパーマーケットの中などで薬を買います。日本と違い、薬を簡単に売り買いすることができるので、100円ショップなどでも薬を入手できるのがとても面白いです。日本の薬は1回何錠としっかり明記されているのですが、アメリカの薬は4~8錠と明記されています。恐らく、アメリカでは様々な人種の人たちが暮らしているので、このように明記されているのでは、と私は考えています。

先月は休みの日に出かけることが多かったのですが、最近は休みの日は体調を整える為に、買い物に行く以外は家でゆっくりすることが多くなっています。

しかし、10月からは街のスケートリンクが開くので、アイスホッケーを始めようと思っています。アメリカでアイスホッケーをすることは私の子供の頃からの憧れだったので、とても楽しみです。事前に街のアイスホッケー連盟にメッセージを送ったところ、参加できるとの事なので、来月の報告書ではその事についても書ければと考えています。

今月は余り書けるような出来事が無かったので薄い内容になってしまいましたが、来月は濃い内容を書けるように色々と挑戦してみようと思います。

台風や地震の影響で北海道は大変なことになっていると思いますが、皆さんも身体には気をつけてください。それではまた来月。

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)9月
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ワーカーとの仕事の様子

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・アメリカ)9月
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普段扱っている野菜