台湾・中国文化大学の学生が来学しました
掲載日:2023.06.28
6月15日から4日間、台湾・中国文化大学の学生20名が本学を訪れ、見学・研修を行いました。
これは中国文化大学の国際交流プログラムの一環で、学部学生と教員が諸外国を訪れ、現地で動物科学および酪農畜産業について学ぶという内容です。このプログラムは毎年開かれ、これまで日本を含めたアジアの諸大学を訪問してきました。コロナ禍による中止を経て、再開後の最初の訪問先として酪農学園大学が選ばれました。 本学では循環農学類の増田豊教授が受入れ担当となり、学内での特別講義や近郊施設への見学などを行いました。
プログラム開始にあたり、日向貴久循環農学類長から、日本と台湾に共通する課題に対してともに解決の方法を学んでいってほしいと歓迎の挨拶がありました。中国文化大学農学部動物科学科の羅玲玲教授(Prof. Lo, Ling-Ling)は、中国文化大学の学生が本学への訪問をとても楽しみにしていたことに触れ、本学がこのプログラム受け入れたことについて感謝の言葉を述べました。
初夏のキャンパスを眺める見晴らしの良い教室で、学生たちは酪農学園大学の歴史に触れ、日本の農畜産業の現状と課題についての講義を受けました。また、週末には北海道博物館などを訪れ、北海道の自然環境と歴史について学びました。
本学にとって、台湾はとても身近な国です。複数の学術交流校があるほか、多くの留学生が本学で学んできました。友好を維持し、酪農畜産業への理解が深まるよう、日本と台湾間で学生交流の機会が増えていくことを大いに期待しています。