酪農学園大学とSDGsについて

掲載日:2023.05.01

酪農学園大学は前身である北海道酪農義塾から数えて2023年で90周年を迎える高等教育機関です。創設者の黒澤酉蔵は本学の創設にあたり「三愛主義」「健土健民」という思想を建学の精神・理念として、90年が経過した今でもその考え方を学生たちは学び、実践しています。

これらの考え方は2015年に国連にて採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」と通ずる部分が多くあります。

SDGsは大きく分けて経済・社会・環境の達成目標が設定されております。

三愛主義は「神を愛し(真理を求めて最善を尽くす努力をなすこと)」「人を愛し(互いの違いを受け入れて理解し合うこと)」「土を愛す(大地を大切にし、健康に育てること)」という意味を持ちますが、「人を愛し」の部分には「10.人や国の不平等をなくそう」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」などが合致し、「土を愛する」の部分には「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「15.陸の豊かさも守ろう」などが合致します。「神を愛し」の部分に関しましては合致する点がないように思えますが、SDGsの達成には世界的な努力が必要不可欠であり最善を尽くす努力をしていくという点で合致すると考えております。

また、健土健民は「健やかな土から産み出される健やかな食物によって、健やかな生命が育まれる」という意味を持ちますが、「2.飢餓をゼロに」や「3.すべての人に健康と福祉を」が合致します。

さらに「持続可能」というテーマに焦点をあてて考えてみると、黒澤酉蔵が提唱した「循環農法」は、まさに持続可能な農業を意味し、「12.つくる責任つかう責任」と合致しているといえます。

また、高等教育機関として本学では日々多岐にわたる研究が進められており、その一つ一つが持続可能性に寄与する内容となっていることから、教育機関という立場からもSDGsの達成に大きな貢献をしているといえます。

そのほか本学の酪農讃歌や各学群・学類の教育内容はSDGsの考え方と多く通ずる部分があります。

ついては今後酪農学園大学内で行われている様々な取り組みをこのHPで紹介してまいりますので、ぜひご覧ください。

また、ご質問事項やSDGsに関する連携のご要望などがございましたら、こちらのHPにあるお問い合わせフォームから遠慮なくご連絡ください。

何卒よろしくお願いいたします。

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