タイ・カセサート大学獣医学部長および教員が来学しました
掲載日:2023.02.27
2月17日(金)、本学の協定校であるタイ・カセサート大学 (以下KU) のDr. Khongsak Thiangtum (獣医学部長)、Dr. Wanchart Yippaditr (KU付属ホアヒン動物病院院長)、Dr. Nut Danpanang (ホアヒン動物病院獣医師) が本学にいらっしゃいました。
当日は、樋口獣医学類長、萩原学術交流国際化推進委員会委員長、蒔田教授、内田准教授が出席し学術交流会議が行われました。
会議では樋口学類長、Dr. Khongsakそれぞれから両大学を代表しご挨拶があり、またDr. Wanchartよりホアヒン動物病院をショートムービーで紹介していただきました。また、今年度分が終了した両大学の学生の派遣・受入研修の成果、そして現在本学で受け入れ中のKUの学生の研修計画が内田准教授から報告されました。
また蒔田教授よりEAEVE国際認証取得に向けての本学の取り組みをご紹介いたしました。その際にはDr.KhongsakからもKUのAVBC認証に向けた取り組みについて紹介があり、意見交換が行われました。
最後に萩原委員長から、今後も充実したプログラムの実施、両大学の交流が深められることを願って閉会のご挨拶をいたしました。
会議後にはスキルスラボ等学内施設を見学していただきました。
午後にはKUの先生方を交えて今年度の派遣・受入学生との交流会が行われました。
交流会では、派遣を終了して帰国した本学学生たちが現地でお世話になった先生たちと再会することができ、喜びの声が上がっていました。これから派遣される学生たちも自己紹介や自分の学びたいことを英語で話し、今後の渡航に期待を膨らませていました。KUの先生方からは「自分のやりたいこと、学びたいことを、遠慮せずに現地で先生方に伝えてください」と言葉をかけていただきました。
このように単位互換の3か月プログラム、また2週間の短期プログラムの内容や要望など、学生たちの声を直接聞きながらの有意義な交流会となりました。日本とタイの学生それぞれ終始笑いの絶えない和やかな会話から、このプログラムを通して豊かな交流と友情が築かれていることを強く感じることができました。
また今回のKU獣医学部長等の来学に先立ち、1月にはKUのDr. Aksorn Saengtienchai (学生・国際部副部長) も来学され、1月17日に学術交流会議が行われました。コロナ禍でのオンラインプログラムを含めた実務的なプログラム総括や、次年度以降への協議を活発に行うことができました。
3年ぶりに実際の派遣・受入が再開したプログラムですが、このようにKUの先生方に直接ご来学頂き、冬のキャンパスを見ていただきながら有意義な意見交換を行うことができました。これからもこのプログラムを通して両大学の学生たちの友情が強められ、またカセサート大学との学術交流がますます活発になるよう取り組んでいきたいと思います。