新しい世界 From Birmingham in the UK
掲載日:2022.05.09
食と健康学類(2020年度卒) ベラビ 明(Sayaka Bellaby)
私は食と健康学類応用微生物学研究室を2020年度に卒業した、ベラビ明(旧姓 佃明)です。現在、夫の地元であるイギリスのバーミンガムにて2ヶ月の語学学校へ通っています。将来調香師という仕事を目指しフランスの大学院へ入学を希望しており、大学院のコースがインターナショナルコースで英語が必要なためです。
15歳から調香師を目指していたため、大学在学中も就職ではなく、常に留学を考えていました。色々な留学の仕方を調べたり、海外に詳しい先生方の所へ行きどうしたらいいかなどを相談していました。
バーミンガムは歴史的に貿易が盛んであったため、運河が有名です。なので運河が観光地にもなっています。そしてヴィクトリア広場も観光地です。バーミンガムの駅はとても近代化されておりあまりヨーロッパを感じませんが、ヴィクトリア広場に来るとヨーロッパっぽい風景が見れます。バーミンガム大聖堂もとても綺麗な場所でランチの時間に行くとみんなここでランチを食べています。
最近はやっと語学学校の生活に慣れて来て、先日は学校で仲良くなった友人とカフェに行くことができました。学校の様子としては、クラスメイトはほとんどがサウジアラビアの人たちで学校には日本人が私しかおらず、先生方や生徒の中でもとても珍しい存在のようで私の存在が学内にすぐに広がり、突然話しかけられているのが現状です。だからこそ英語しか使えない状況なので英語のレベルもすぐに上がり、先生方からも驚かれています。また、サウジアラビアという全く違う価値観を持つ友人たちと毎日過ごし、自分の考え方が少し広くなって来た気がします。
違うクラスの子の中には、日本へワーキングホリデーに行ったことがあり、日本が大好きという人もおり、日本語を教えてほしいと言われたり、サウジアラビアでは日本がとても人気なようで日本人に会えて嬉しいという言葉をよくかけられます。
日本ではあまり感じていませんでしたが、自分が日本人であることにものすごく誇りを持てる毎日を過ごしています。
※国際交流課注:ベラビさんは在学中からの夢を実現するため、現在イギリスで勉強中です。
このように国際交流課では、海外で活躍する卒業生からの報告も随時紹介していきますので、どうぞお楽しみ
に。