KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式

掲載日:2022.04.21

3月29日(火)、カセサート大学(KU)オンライン学術交流プログラムの修了証授与式が行われました。

コロナ禍で2021年度も中止となったカセサート大学獣医学部単位互換プログラムに代わり、学生相互のSNSでの交流、特別セミナーへの参加、学生によるプレゼンテーションを通して両大学の学術交流を図るという内容で、この授与式をもって全てのプログラムが終了しました。

KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式
KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式

授与式の様子

プログラム内容(発表)の一例として、象という動物は一日の三分の二の時間をかけて食事をする、また極めて社会的な動物であること、さらに円山動物園での取り組みとして病気やケガの発生を抑えるため象が自発的に自分を観客に見せる訓練を実施していることなどが発表されました。このように獣医専門分野ともつながりがありながら親しみやすい内容もあり、学生たちはそれぞれ工夫して発表していました。

授与式には藤木先生の司会の下、プログラム参加学生15名のうちの7名の学生、樋口獣医学類長、萩原学術交流・国際化推進委員会委員長などが出席しました。

樋口学類長より証書の授与が行われた後、それぞれの学生から一言ずつ感想を話しました。オンラインプログラムに参加して互換プログラムに参加したい気持ちが強まった、海外の学生と交流を持てて自信がついた、というコメントもありましたが、最も多かったのは本当は実際に現地に行ってみたかった、という切実な言葉でした。

KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式
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KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式
KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式
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実際に行きたかったという学生の声が真摯に受け止められ、萩原先生から次年度は5年生を中心にぜひ実施したいと述べられました。またこのプログラムが他の大学と実施していた当初4年間は大変実りのあるものだったので、今も確信をもって実施しているということが話されました。

樋口学類長からは「今回のグループワークの後のプレゼンテーションは大変素晴らしいもので、このプログラムが世界への第一歩となったことでしょう。このような活動を続けていけばハードルが低くなるはずです」というコメントがありました。

KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式

樋口 獣医学類長

KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式

萩原 学術交流・国際化推進委員会委員長

コロナ禍の終息を願うと共に、学生たちの熱い思いが冷めることなく、カセサート大学とのこのプログラムが継続していくことを切に願っています。

KUオンライン学術交流プログラム修了証授与式