留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました

掲載日:2019.11.12

10月31日、大麻中学校「国際理解学習」に本学の留学生、研修員が参加しました。
このイベントは、毎年大麻中学校の1年生が本学の留学生をゲストとして招いて色々なゲームやお話を通して文化交流、言語交流をするイベントで、7年以上続く留学生の地域交流行事となっています。
今年は本学から台湾、カンボジア、パラグアイ、タイ、中国内モンゴルの5か国の総勢10名が参加しました。

留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました

まず初めに体育館で全体集会が行われました。留学生が入場すると生徒たちや先生方が拍手で迎えてくれ、生徒代表が日本語と英語で挨拶をしてくれました。そして留学生の自己紹介、生徒たちから日本についてのクイズ、それぞれの国についての〇✕クイズの答えを、その国の留学生に答えてもらうという企画もありました。この時に出題された〇✕クイズをいくつかご紹介します。

台湾:「台湾硬貨は8種類で、日本硬貨より多い」
中国:「中国には日本よりもたくさんのカラスがいる」
カンボジア:「カンボジア旅行にはトゥクトゥクが便利である」
タイ:「タイ人は日本人より多くコーラを飲む」
パラグアイ:「パラグアイの国旗は表と裏でデザインが違う。」

<答え>
台湾:✕(台湾の硬貨は5種類。)
中国:✕(中国にはカラスはあまりいません。しかも日本のカラスと比べて小さいです。)
カンボジア:〇(トゥクトゥクは旅行者に人気があります。)
タイ:〇(タイ人は甘いものが好きです。)
パラグアイ:〇(パラグアイの国旗は真ん中の絵柄が裏と表で違います。)

留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました

クイズで盛り上がった後は、各クラスに戻って国別交流会がありました。1年生は5クラスあるので、5か国に分かれてそれぞれのクラスで交流をします。
この日のために生徒たちはゲームを考えたり、模造紙にイラストを描いたりその国の言葉を書いたり、色々な準備をしてゲストを迎えてくれました。
また、本学の留学生、研修員もパワーポイントを使って自分たちの国のプレゼンテーションの準備をしてきました。それぞれのクラスでは、生徒たちがその国の言語に挑戦したり、一緒に福笑いをしたり、フルーツバスケットをしたり、イラストを描いて単語を当てるなどのゲームをして楽しみました。

留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました
留学生が大麻中学校国際理解学習の授業に参加しました

そのあとはゲストからの国の紹介です。生徒たちはみな興味津々で聞いていました。最後にクラスごとに記念写真を撮った後、一緒に給食を食べてお別れしました。

この大麻中学校の国際理解学習は、中学1年生のみなさんも本学の留学生も毎年とても楽しんで参加しています。このような地域交流の場がこれからも広がっていくことを願っています。