留学生バスツアーを実施しました
掲載日:2019.11.07
10月26日(土)小雨の降る朝でしたが、2019年度の留学生バスツアーを実施しました。いつも留学生を支援していただいているアジア酪農交流会や酪農学園後援会の方々と一緒に、総勢31名の参加者で小樽方面へと出かけました。車内では全員自己紹介をしながら、美しい紅葉の山を抜け、海が見えると歓声があがりました。本学には海のない国からの留学生も多くいます。
小樽ではまず、サンドブラスト体験を行いました。ベースとなるグラスをそれぞれ選び、スタッフの説明を受けた後、思い思いのデザインでシールを貼っていきます。中には自分で好きな字や模様を書き、丁寧に切り取って貼る人もいました。後で聞くと「奥さんのために作りました」「今日来られなかった人にプレゼントするために作りました」という留学生もいて、心温まるイベントになりました。作品は2日後大学に届き、それぞれ嬉しそうに受け取っていく姿が印象的でした。
曇り空の小樽を一時間ほど自由に散策した後、バスは札幌方面へと向かいます。恒例となったアジア酪農交流会主催の昼食交流会です。週末にも関わらずフロアには他のお客さんはほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態でみな楽しくテーブルごとにジンギスカンを堪能しました。普段なかなか一緒に過ごすことのない留学生同士で、自分の国の言葉で生き生きと話すテーブル、英語で会話を楽しむテーブル、もはや日本語が共通語の多国籍テーブル、終始笑い声にあふれていました。会の終わりには中国内モンゴルとタイからの招へい研究者の先生方、パラグアイの研修員、留学生代表の内モンゴルの学生それぞれからスピーチをしてもらい、和やかに交流会を終えました。
江別への帰りのバス内では、留学生や研究者の方々の故郷の歌、AKBの歌に日本語で挑戦する留学生、副学長による「北国の春」などが披露され、最後まで国際色豊かな楽しいバスツアーとなりました。