酪農学園大学と独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携協定を締結しました

掲載日:2024.10.14

酪農学園大学と独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携協定を締結しました

左から独立行政法人国際協力機(JICA) 田中理事長 酪農学園大学 岩野学長

2024年10月3日(木)、本学にて独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)との連携協定締結式を開催いたしました。締結式には、JICAの田中理事長および本学の岩野学長をはじめとする両団体の代表者が出席しました。

締結式では、これまでの酪農学園大学とJICAとの連携協力の実績について紹介後、田中理事長と岩野学長が協定書に署名し、記念撮影が行われました。

田中理事長は、「これまで長い間、酪農学園大学の先生方や学生の皆さまには、開発途上国における現地協力活動を通じて多大なご支援をいただき、JICA研修員に対しても多くのご指導をいただいてきました。特に、JICAの活動において大学との連携は非常に重要です。今回の協定を新たなマイルストーンとして、さらなる協力関係を築いていきたいと考えています。また、日本社会に戻った人材が国内でも活躍する循環を作ることが重要だと考えており、大学との協力がその実現に貢献していくことを期待しています。」と述べられました。

また、岩野学長は、「本学は、これまでに300名以上のJICA海外協力隊員を輩出してきたことは本学の誇りであり、JICA海外協力隊員の経験を持つ教員も在籍し、その知見は学生教育に活かされています。本学の使命は、地域社会を支える人材を育成することにあります。日本の地域と世界の地域には共通の課題があり、それらを解決するための『グローカル』な視点が重要です。JICAとの強い連携を通じて、グローバルとローカルの両方に貢献できる人材を育成していきたいと思っています。今回の協定がJICAと本学の飛躍の契機となることを願い、これからも国際社会への貢献と持続可能な未来の実現に向けて活動していきます。」と述べられました。

 

今回の協定を通じて、酪農学園大学とJICAの協力関係はさらに強化され、国際社会における課題解決へ向けた取り組みが一層進められることが期待されます。

今後の連携内容
(1) JICA研修員・留学生の受入れ及びそのための協力
(2) 酪農学園の教員、職員、特別研究員、学生等のJICA調査団への派遣
(3) 酪農学園の教職員、学生等のJICA専門家、ボランティア等としての派遣
(4) 酪農学園の教職員、学生等のJICA事業への参加に対する支援
(5) 酪農学園によるJICA事業と連携した教育・研究活動の実施及びJICA職員の参加その他の人事交流
(6) 施設の相互利用促進
(7) 前各号に掲げるものの他、双方が合意する事項

協定の有効期間
2024年10月3日~2029年10月2日

(JICA HP  https://www.jica.go.jp/)

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