デンマークの大規模農業経営者グループが来学しました
掲載日:2023.11.30
11月1日、デンマークのDanish Farmers Abroad (海外にも拠点を持つ大規模な農業経営者) のグループ総勢34名が来学し、本学教員による特別講義と意見交換を行いました。
視察団一行は今回日本の農業視察を目的として来日し、東京や関西方面を視察する中で本学をご訪問いただきました。
まずはじめに、萩原社会連携センター長、小糸農食環境学群長から一行のご訪問を歓迎する挨拶をいたしました。
続いて循環農学類 農業施設学研究室(Agricultural Engineering)の石川志保准教授から、日本のエネルギーの状況についてのプレゼンテーションがありました。デンマークと北海道を比較しながら、再生可能エネルギーやバイオマスエネルギーについてなどの現状を説明しました。視察団の方々からも活発に質問をいただき、非常に有意義な意見交換の場となりました。
また、中小家畜飼養学研究室(Swine and Poultry Feeding and Management)の山田未知教授から、本学の取り組みとして、主に豚舎で行われている地域産業と連携した食品残渣の利活用についてご紹介いたしました。
最後に視察団の代表者から、「今回このように先生方の研究について知ることができて感謝しています。デンマークと北海道は、国土、人口、気候が似ていて、その中で農業の発展の姿を見ることができました。お互いの国の法規制が異なる中で当然取り組み方も違いがあるものの、バイオマスエネルギーや食品残渣利用などの研究に触れ、目指すゴールを共有できてとても嬉しかったです」と暖かいご挨拶をいただきました。
本学はこれまでもデンマークとの交流を大切にしてきました。今後も北海道や日本とデンマークの友好を通して、両国の農業の発展や環境保全の諸課題に共に取り組んでいきたいと願っています。
ご訪問ありがとうございました。
視察団(Danish Farmers Abroad)ホームページ
Danish Farmers Abroad