4月5日（水）、JICA北海道センターから石丸卓（いしまるたく）所長、そして4月から着任される阿部裕之（あべひろゆき）新所長が、それぞれ離任・着任のご挨拶にお越しくださり、谷山理事長、堂地学長を表敬訪問されました。当日は吉中社会連携センター長、研修員受入事業を長年担当された金子名誉教授も同席し、これまでの任地でのお話なども交えながら終始和やかに歓談されました。

石丸所長には2021年4月からコロナ禍での2年間となりましたが大変お世話になりました。特に昨年度後半からは研修員の来日が再開し、本学でも日系社会研修や青年研修、国別研修などで実際に研修員を受け入れることができました。中には初めて雪を見る研修員たちもいて、とても有意義な研修となりました。石丸所長は江別市ご出身とのことで、北海道センターでの2年間を「幸せな時間だった」とおっしゃっていました。

阿部所長は札幌市ご出身とのことですが、これまでフィリピンやスリランカ、そして沖縄事務所などを経られて北海道センターいらっしゃいました。JICA内部でも沖縄と北海道という2か所への赴任というのはめずらしいケースだそうです。沖縄センターでは主に南太平洋諸国とのかかわりや、環境・エコツーリズム、感染症対策というような、地域に密接した諸課題に取り組んでこられたそうです。

石丸所長の新たな任地でのご活躍をお祈りしつつ、阿部新所長のもとJICA北海道センターとの連携をより一層強めていきたいと思います。