結果発表

「酪農フォトコンテスト」には、297作品のご応募をいただきました。
最優秀賞、部門賞が決定いたしましたので発表します。

最優秀賞

ありがとう さようなら

『ありがとう さようなら』
酪農家部門 ワタリさん(北海道興部町・酪農家)

写真の説明
双子の息子達(架向くん、陽向くん)が搾乳したいと⾔ってくれた時、この子(のりまき)なら子供達だけでも搾れると思い任せていました。2人は牛の名前を呼びかけながら、ブラッシングをしたり前搾り等やミルカー装着、ディッピングまで楽しんでやってくれていました。
その牛も廃用になるため、2人で搾乳作業を全てしてお別れをしてくれました。

受賞者コメント
まさか最優秀!!なんて信じられない気持ちと、子供達の牛に対する優しさや、気持ちが伝わってとても嬉しく感じます。これからも優しい気持ちを忘れずに牛達と子供達と過ごしていきたいと思います。

<架向くん、陽向くんのコメント>
のりまきには、もうあえないけど、牛舎にいるうしとたくさん仲良くしたいです。

審査員コメント

未来の酪農家として期待できる人材です!

学校法人酪農学園 理事長
谷山 弘行

部門賞

酪農家部門

大雪山の麓にて

『大雪山の麓にて』
あらしょーさん(北海道上川町・牧場従業員)

写真の説明
1⽇の作業が終わり、ひとり放牧地を散歩していた時の写真です。秋が始まるかと思いきや、まだまだ暑い︕空は秋のように雲が⾼く、気持ちいい⾵景が撮れました。

受賞者コメント
この度は、部門賞をいただき大変嬉しく思います。ありがとうございます。
私は、上川町で牧場従業員として働き始めました。この地で酪農の魅力に取り憑かれ、1月から新規就農の研修に入ることになりました。
上川町は自然豊かな町です。一見、酪農ができる土地があるのかと思ってしまうほど起伏が激しい環境でもあります。また、気温、積雪共に冬は厳しいです。
そんな厳しい環境でも成り立つ、『酪農』には地方を元気にする力が秘められていると感じています。
牛が可愛い…景色がきれい…そんな些細なところからでも、いろんな人が酪農に興味を持ってもらえたらと思い応募しました。
牧場で働こうとすると、周りから反対されるようなことが多いと感じています。私も相当反対されました。
若い人たちにとって『酪農』が、憧れの職業、誇りを持ってやれる職業になればと思っています。
この度は誠にありがとうございました。

審査員コメント

空の色、牧草の色のコントラストが素晴らしく、構図も良いと感じました。

酪農学園フィールド教育研究センター長
堂地 修

未来の酪農家部門

結果発表

『大きくなったかな?』
西井 白愛さん(北海道旭川市・高校生)

写真の説明
祖⽗の⽜舎にいる⽜に対し、⼤きくなったか⼿を伸ばしているように⾒えたことからこのタイトルにしました。後ろに作業している祖⽗を写している部分や、モノクロにし雰囲気を出した部分がポイントです。

受賞者コメント
他の応募作品を見るとレベルの高いものが多く、まさか選ばれると思っていなかったのでとても嬉しいです。
祖父母と父が頑張っている酪農という仕事をもっと広められたらいいなと思います。

審査員コメント

酪農の後継者が立派に育成されていることが感じられます。脈々と受け継がれるウシへの愛情が少女と祖父の構図から伺える素晴らしい作品です。

酪農学園大学 獣医学群長
及川 伸

一般部門

愛があれば想いは伝わる

『愛があれば想いは伝わる』
大塚 洋平さん(北海道浜頓別町・北海道中央NOSAI獣医師)

写真の説明
牛好きの嫁と旅館で飼われている牛。週末に会いに行くのが習慣です。

受賞者コメント
部門賞いただき凄く嬉しいです。このコンテストを機にもっと酪農業界が盛り上がることを願ってます!エブリデーさんきゅー!牛さん!

審査員コメント

本当に仲の良さそうな様子にあったかい気分になりました。

酪農学園大学 社会連携センター長
吉中 厚裕

牛グッズ部門

シャーレー牛の放牧

『シャーレー牛の放牧』
ななちゃん さん(北海道・大学院生)

写真の説明
シャーレーの中で⽜を飼うことができる品種改良に成功しました。近未来で1家に1頭ペットとして迎えることが可能になります。

受賞者コメント
部門賞を頂き嬉しいです!ありがとうございました!

審査員コメント

構図と発想がとても素敵だと感じました。まるで本当にシャーレ―で品種改良できたようで、わくわくも色合いの美しさもありました。

酪農学園大学 社会連携センター

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