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掲載日:2018.01.10

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム(カナダ・ガーナ) 活動報告書(12月)

獣医学群獣医学類3年 前田沙優里

今月は、カナダのパーティーとクリスマスについて記載することにした。

1.パーティー

 カナダでは頻繁にパーティーが行われる。ドレスコード指定のやや格式の高いパーティーから、日本では「飲み会」というようなちょっとしたパーティー、参加者がそれぞれ1品ずつ持ち寄って行うホームパーティーなど形態はさまざまである。また、職場や友人どうしのパーティーにプラスワンゲストとして自分の恋人や妻・夫を連れていくということが多いようだ。
 冬休みに入ったこともあり、私もいくつかのパーティーに参加させてもらった。また、トビタテ!留学JAPANの使命でもあるアンバサダー活動の一環として、同じくトビタテ生である岩手大学の門脇日向君の協力のもと、日本食ランチパーティーを実施した。今回は知人間でのホームパーティー規模だったが、大学規模での実現を目指したい。

image001 日本食ランチパーティーの様子。オムライス、唐揚げ、味噌汁、カレー、白玉団子。食後には抹茶を点てた。日本の調味料に関しては、アジアンマーケットでほぼ揃えることが可能である。

2.カナダのクリスマス

 カナダでは、クリスマスを家族と過ごすのが一般的である。クリスマスは休日となっており、多くの店が閉まるため、事前に買い物を済ませる必要がある。日本ではクリスマスプレゼントは親から子供へ、および恋人同士が主流だろうが、カナダでは家族、親せきが集まって皆でプレゼントを渡し合う。万が一プレゼントを渡した相手が気に入らなかった場合に返金できるよう値段の付いていないレシートを受け取ることができる店も存在する。また、日本では年賀状を送る文化があるが、カナダでは同様の感覚でクリスマスカードを送る。私は参加する機会が無かったのだが、近年Ugly Christmas Sweaterというのが流行っているらしく、店頭にはダサいクリスマスのセーターが並んでいる。これは、最もダサいクリスマスのセーターを着てきた人が勝ちというゲームらしい。中にはセーターにぬいぐるみを縫い付ける人もいるのだとか。そして、クリスマスシーズンになるとこのダサいセーターやサンタの帽子などを付けている人を街中やお店でよく見かけるようになる。
 クリスマスシーズンになるとショッピングモールやスーパーマーケットなどで見かけるのが、ベルを鳴らしている募金を求める人の姿である。カナダではホームレスの人々にシェルターを提供しているのだが、この募金はそのシェルターの運営費にまわされる。また、ホームレスの人々への仕事提供の一環らしいのだが、クリスマスシーズンに募金を求める看板を屋外で持っている人を見かけるようになる。-30度近い気温の中看板を持って立ち続ける様子は見ていて辛いものがあるが、大規模なシェルターの完備、フードバンクの充実、洋服などを寄付する施設が身近にあるなど、ホームレスに対する支援は日本も見習えるところがあるのではないだろうか。

 サスカトゥーン唯一の大規模イルミネーション。イルミネーション内を歩いて楽しむのではなく、クリスマスミュージックを聞きながら車で観て回るというのがカナダらしく感じられる。(正直つまらない)ホッキョクグマやエルク、バッファロー、犬ぞりといったカナダらしいイルミネーションも観ることができる。

 参加したUniversity of SaskatchewanのPlants Scienceのクリスマスパーティーの様子。

3.さいごに

 クリスマスをカナダで過ごすというと、多くの日本の友人から羨ましがられる。海外のクリスマスのイメージから来るものだろう。昨年、私はクリスマスシーズンから年明けにかけて、ドイツ、スロベニア、イタリアと周遊したのだが、描いていたイメージそのもの。古い建物や教会、素敵なイルミネーションに、賑わうクリスマスマーケット。しかし、今私のいるカナダのサスカトゥーンは全く異なる。個人の家庭がイルミネーションをしているくらいで、クリスマスマーケットも無ければ、クリスマス当日におしゃれなレストランに行きたくても全て閉店して行けない。(そもそもおしゃれなレストランが存在しているのかもわからないが)ケーキ屋さんさえも昼ごろには閉店。東京や札幌の方がよほど素敵なクリスマスの雰囲気を味わえると思う。キリスト降臨という意味合いは無いに等しいが日本のクリスマスを卑下することはない。十分素晴らしいと感じるばかりである。とはいえ、ここで過ごすクリスマスも悪くはない。店員さんやバスの運転手さんからMerry Christmas! Have a great holiday! などと声をかけられて、あなたもね、なんて返して微笑みあう小さな会話はとても素敵だと思う。日本ではクリスマスにテストがあったり、仕事があったりすることが多いだろうが、カナダではマクドナルドなど一部の店舗を除き、ほぼ全ての店が閉まり、学校は冬休みに入る。皆が家族とゆっくり時間を過ごすことができるというのはとても良い点である。クリスマスイヴは私の誕生日でもあるのだが、どの国に行ってもこの日は人々にとって特別な日で、また世界が平和に感じられるこの日が好きである。
さいごに、皆さんにとって素敵な2018年となることをカナダより願っている。


酪農学園大学社会連携センター(2018.01.10)|お知らせ, 体験談, 全件, 国際交流, 現地レポート(留学)

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