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掲載日:2019.02.06

海外農業研修報告書(国際農業者交流協会・デンマーク)1月

循環農学類 喜多遼太朗

 男子ハンドボールの世界大会決勝が先日デンマークで行われ、見事デンマークが優勝を飾りました。残念ながら試合は見ていないのですが、ボスが興奮気味に試合内容を語ってくれました。調べてみると今年11/30-12/15(予定)、熊本で女子ハンドボールの世界大会が開催されるそうで、機会があれば見に行きたいなと考えています。
 今月は再びColoQuickを訪問した際に聞いたお話について書きたいと思います。

 主に初乳管理の製品を開発しているColoQuickという会社に2度目の訪問(1度目は昨年5月)をしてきました。今回はオランダのpalitalという会社の方々と共に工場見学、製品の使用方法のレクチャー、初乳が子牛に与える影響について、ColoQuick の製品が子牛の成長、農場の経営にどう影響するのか、など丸一日のスケジュールで沢山の話を聞かせていただきました。これらの中から工場見学とColoQuickの製品について書きます。
 まずは工場見学についてです。現在ColoQuickは工場の移設を行っており、製造自体は止まっていたのですが、実際に製造に携わっている職員の案内の元、主要のラインは見学することが出来ました。その後Palitalの方々が販売を行っている上で生じた疑問や問題について話し合う時間がありました。たくさんの質問の中で気になったのは、初乳を機械に入れ解凍したが、まだ初乳が適正な温度まで温められていない、または凍っている部分があるというものです。実際に僕の配属先農場でも同じ問題が起きたことがあったので、この製品を使う上で気を付けなければいけない、また改善点の一つであると思いました。改善方法としては、初乳を殺菌後、冷凍庫にすぐ入れる(長時間冷凍せずに放置してしまうと粘性が増したり細菌が増殖を再開してしまう)などがあげられていました。ちなみに僕の農場では冷凍庫の温度を少し下げることで解決しました。


 次にColoQuickの製品がどのようなメリットがあるのか、という事について書きたいと思います。


 上の2枚の画像がこの製品の大まかな説明になります。ColoQuickの社長のお話で、は初乳の品質を確認し冷凍保存しておくことにより、オスかメスか、出産からの経過時間などの要因で適切な品質の初乳を選び、20分でその初乳を子牛にやることが出来る事が一番の特徴だそうです。初乳をなるべく早くあげることにより、免疫力の高い子牛に育てることが出来き、病気をするリスクを減らすことが出来ます。病気をせず、健康に成長した経産牛は、より高い乳量を出せるかもしれません。
 また、ColoQuickを使うことにより、“初乳を与える”という仕事をすごく簡単且つ素早く行うことが出来るというのも特徴です。実際に使ってみても、出産を見つけてから30分もあれば初乳を飲ませる事が出来ますし、20分間の解凍時間は別の仕事をできるので、かなり効率的に仕事が出来ます。
 残念ながらまだ日本には輸出していませんが、近いうちに販売が開始されると思います。


 気がつけば残りの研修期間も1か月を切りました。悔いの残らないよう1日1日を大切に過ごしたいと思います。

酪農学園大学社会連携センター(2019.02.06)|お知らせ, 中間報告(農業研修), 体験談, 全件, 国際交流, 大学HP更新用

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