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掲載日:2014.11.04

「第47回酪農公開講座-これからの酪農業への指針-」を開催

エクステンションセンター生涯学習課は、10月18日、遠軽町の福祉センターで「第47回酪農公開

講座-これからの酪農業への指針-」を開催し、68名の参加がありました。同講座は、「大学の教育・

研究の成果を実際の酪農経営に役立ててもらおう」と毎年、道内外で開催しております。

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今回の講座では、乳価が値上げされる一方で飼料価格の高止まりや環太平洋経済連携協定(TPP)の

行方など、不透明な状況が続いていることを受け、「これからの酪農業への指針」を主題に、本学須藤純一

特任教授が「地域飼料資源を活用した酪農経営の多様な展開」、本学農食環境学群髙橋圭二教授が「不透明

な酪農情勢を乗り切るための飼養管理方式と牛舎施設設備」、同じく相原晴伴教授が「産業間連携に向けた

取り組みについて」と題して講演しました。

開会にあたって主催者を代表し干場信司学長は「今回の3題の話をきっかけに、遠軽町を中心としたこ

の地域の皆様の酪農経営がより充実したものになっていただければと期待しております」と挨拶しました。

また、開催地代表として、本講座の共催団体である酪農学園大学地域総合交流推進協議会中川菊夫代表

(えんゆう農業協同組合代表理事組合長)は「今日の酪農公開講座の主題を「これからの酪農業への指針」

と掲げていただいたことは、今後の当地域の酪農産業の更なる発展と方向性を示していただけるものと

大きな期待を寄せています」と挨拶され、遠軽町佐々木修一町長も「この地域の一次産業を守っていくこ

とが重要な使命と考えており、この公開講座をきっかけとして、この地域の一次産業、酪農振興が大き

く発展することを祈念しています」と話されました。

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最初の講演者である須藤純一特任教授は「規模拡大や産乳量の増大は大きく進んだが、同時に生産費用

の増大が大きく、結果的に収益性は低下した」と各種の統計資料で説明し、地域飼料、肥料資源を最大限に

活用し、生産コストを抑え、一頭当たりの所得を高める方向性を話されました。

次の講演者である髙橋教授は「先行きがわからない中で経営方針を決めていく上でどんなことを考えて

いけばよいのか、それに合わせた飼養形態を考えていきたい」と経営方針の指標を示し、哺育牛舎、育成

牛舎、成牛牛舎ごとに説明されました。さらに生産コスト抑制するための省エネ対策にも言及し、新し

いことを始める場合にも、まずは現有施設の活用をまず考えることの重要性を訴えられました。

最後の講演者である相原教授は「地域内での連携を行うことにより、持続的発展していけるかということ

について、酪農経営、農業経営の展望を話したい」と、旭川の米粉プロジェクトなどの例で説明していき、

産業間連携の方向性を示されました。

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その後、樋口エクステンションセンター次長を座長とし、学長もパネリストに加わり、パネルディスカッ

ションを行いました。会場からは、大学への研究要望や地域全体での取り組みなどについて質問が出され

ていました。また、終了後回収したアンケートでも、同様な意見が多く寄せられ、「酪農公開講座」開催の

意義を改めて感じられることができました。「第47回酪農公開講座」は無事終了しました。

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酪農学園大学エクステンションセンター(2014.11.04)|お知らせ, 大学HP更新用, 生涯学習

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