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掲載日:2013.09.20

[農業研修・現地レポート] 中澤 誠弥さん(2013年3月卒業)/ドイツ(野菜)

出身:酪農学園大学 農業経済学科 農業会計学研究室

私は現在、(公社)国際農業者交流協会という機関のプログラムで、3月からドイツで農業研修をしています。私の配属された農場は総面積が約12haで、うち野菜が10ha、果樹が2haとなっており、採卵鶏も500羽飼育しています。また直売所も経営しており、そのため作付品目も多品目となっています。私の主な日常の作業としては、直売所で販売するための野菜などの収穫・袋詰め、採卵などで、定期的に播種や定植作業も行っています。また直売所の店番をすることもあります。作付品目が多いため様々な作物の管理・収穫に携わることができ、農場主もその都度この作業をする意味などを丁寧に教えてくれるのでとても良い勉強になっています。また直売所に立つと消費者の意識が日本とは違うことに気づき、いろいろと考えさせられることが多いです。そして研修している中でよく思うことは、ドイツ人は物を大切にする、使ったものはすぐに綺麗にするということです。たとえばトラクターは50年も前の物が未だに平気で動いていたり、他の道具も何度も修繕して使われていたりする様子が見てとれます。そして使った道具や場所は必ずと言っていいほどその日のうちに綺麗にします。また環境に対する意識も高くビニール系の資材などはほとんど使わず、できるだけ自然の物を使って農業をしています。農薬なども慣行農家といえども日本のそれとは使用量が明らかに少なく、除草は手作業が多いです。スーパーなどに行っても有機農法で作られた野菜や食品が多く並んでおり、関心の高さが伺えます。

ドイツでの生活としては、私は研修生用の宿舎で生活をしていて、朝晩が自炊、昼は作ってもらったものをその部屋で食べるというかたちになっています。専ら朝はパン、夜はソーセージやハムを焼いたり、パスタなどを作ったりして食べています。そしてドイツといえばやはりビール、夏場の暑い時期には欠かせないものでした。そして日曜日はよほど忙しい時期ではない限り仕事は休みなので、農場主に祭りや軽い登山、ケルン大聖堂などにも連れていってもらいました。農場主とドイツでの農業の問題などを話すこともあり、非常に良い刺激となっています。またドイツ人は必ずと言っていいほど1週間程度の休暇をとります。農場主でさえも夏場に休暇をとっていました。そしてそれは私も例外ではなく、1週間の休暇をもらいドイツ国内を旅行してきました。そこでもドイツの文化を肌で感じることができ、とても良い経験となりました。

こうした研修生活も早半年が経ちました。日本が見習わなければならないこと、また日本が誇れることもだんだんと見えてきた気がします。帰国後は実家の農業を後継する予定なので、残りの半年でさらに吸収し、より日本に合った農業のかたち、世界に通用する農業のかたちとは何なのかを模索していきたいと思います。

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※中澤さんへのインタビューは、こちらからご覧いただけます。

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酪農学園大学エクステンションセンター(2013.09.20)|お知らせ, 一覧, 中間報告(農業研修), 国際交流

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